2014年9月23日火曜日

新美南吉の里の彼岸花

愛知県半田市の矢勝川沿いの彼岸花はかなりすごいらしいと聞いていた。ネットで調べたりすると、大阪や京都からツアーバスが組まれている。

もちろん、ツアーバスは彼岸花だけ見に来る訳ではない。彼岸花、新美南吉記念館、醸造関連(ソニーの盛田社長の実家も作り酒屋だ。ミツカン酢も半田市にある。)さらに、常滑焼も入ることもある。なかなか魅力あるツアーだ。

今日2014年9月23日(火曜日、秋分の日)は彼岸花にはわずかに遅いような感じがした。20日土曜日あたりがベストだったと思われる。それでも十分堪能できた。

今まで誰も話していない役立つ情報をお伝えしよう。矢勝川は知多半島の中央部にある半田池から東の方向に向かって流れている。よって、出店もあり、新美南吉記念館もあり、街になっている側が右岸。権現山がある側が左岸。



彼岸花は両岸に咲いているが、片側だけ歩けばいい方は右岸を歩いてください。岸辺を歩いて行くと、上流側は、弘法橋まで途中に橋がないので、途中で街側へ行こうにもいけない。左岸を歩くことは、強制的に長い距離を歩かされることになる。(パンフレットでは1.5Kmとのこと)

岩滑西橋(殿橋)と弘法橋の間に、仮設橋を架ければいいような気がする。渡る途中で落ちたときの責任は渡る人が取ることを明示しておく。それでどうでしょうか。関係者の皆さん。

また、半田口駅から歩く道順で一番いいコースのご紹介。
南吉の生家 ⇒ 岩滑八幡社 ⇒ はなれの家跡 ⇒ 孫兵エ坂 ⇒ 矢勝川右岸 ⇒ 出店 ⇒ 新美南吉記念館。






帰りは、駅まで直行か、再度矢勝川を歩いて帰る。私は、少し急いだので、帰路は県道を一直線に半田口へ向かった。駅直近の信号機のところに、岩滑サブレを作っているシャンポールというお店がある。おいしい部類のサブレだ。




岩滑はこのあたり一帯の地名だ。初めての人には絶対に読めない。ちなみに、静岡県にも岩滑があるが、そこは「いわなめ」だから、まあ普通の読み方。半田市での読みは「やなべ」。岩滑サブレを作っているくらいだから、シャンポールなら知っているかと、サブレを買いながら、それとなく聞いてみた。残念ながら、女性店員は興味さえ示さなかった!!??

新美南吉記念館だが、館長さんが大変熱意ある人で、入館者に熱心に説明していた。私は、電車で半田口まで1時間半なので、iPhoneの青空文庫を使って、「ごん狐」「おじいさんのランプ」「牛をつないだ椿の木」等を車内で読んだ。スマホをお持ちの皆さんも、ついでにもう一度読んでみてはいかがでしょう。




2014年9月11日木曜日

驚愕のコレクション 箱根の岡田美術館

2013年10月箱根に新しい美術館が開館した。岡田美術館。岡田和生氏の姓から命名。

設立、運営は株式会社ユニバーサルエンターテイメント。社名をアゼル株式会社としていた時期もある。岡田和生氏は創業者で取締役会長。日本の資産番付で2013年16位、13億ドル。ちなみに一位はユニクロの柳井正133億ドル。柳井正氏は全米オープンで準優勝の錦織圭に個人で5000万円褒賞金をだしたそうだが、しみったれといわれるわけだ。

さて、横道にそれたが、美術館なのだから、大事なのはその展示内容。タイトルを見れば、想像はつきますね。

私が見に行くきっかけは、喜多川歌麿の「深川の雪」。2mx3.5mの巨大な浮世絵の4/4から6/30までの期間限定の展示が発表されたから。


深川の雪は、品川の月(アメリカのフリーア美術館)、吉原の花(アメリカのワズワース・アセーニアム蔵)とともに雪月花三部作として知られていた。深川の雪は歌麿が栃木に滞在した時期に制作されたと伝えられている。長年行方不明になっていたが、66年ぶりの公開だそうだ。(むー、金のあり余る岡田美術館が相当の大金で購入したのかな)

普通の美人画はA4程度のブロマイド。それに対して深川の雪は巨大な画面の中に27名のあでやかな美女がたっぷりと描かれている。誰だって見とれます。

深川の雪の運命をパンフレットから引用してみます。
明治12年(1897)11月23日、栃木県の定願寺における展観に、豪商・善野家が「雪月花」を出品した。明治20年年以前に美術商S.ビングが「雪、花」を購入、明治24年ごろ林忠正が「月」を購入し、3作品ともパリへ渡った。「月、花」は上記の美術館に収蔵され、「雪」はパリ滞在中の浮世絵収集家・長瀬武郎が購入し、昭和14年に日本へ持ち帰られた。「雪」は昭和23年(1948)4月15日から銀座松坂屋での「第二回浮世絵名作展覧会」に3日間のみ展示され、その後行方知れずとなった。(うむー、推理小説だな)

美術館で最初に見た作品が、この深川の雪。こんなすばらしい浮世絵を見たのだから、このまま帰ってしまっても不満はない。

驚愕のすごさが始まるのは、実はここから。工芸の部屋と陶磁器の部屋の展示物を見たとき。
そのひとつが、紀元前13世紀ごろ殷の時代の青銅器製トウテツモンホウライ(パソコンでは漢字が出ない)。河南省安陽市侯家荘の殷王墓出土の伝承を持つ青銅器と同じ図象銘(部族を示す族記号)が鋳込まれており、殷王墓出土と考えられている。高さ56センチの実物は写真の比ではなく圧倒的な存在感があり、その場を去りがたくなる。


もうひとつ、紀元前3000年縄文時代の深鉢形火焔型土器。信濃川下流域を中心に分布していた文様の土器。展示品は、模造品かと思うほど、状態がよく、ひびや割れ、欠けもなくきれいな土器であった。中学生のころにこのような実物を見てみたかった。


その他、展示品はいづれも超一流品ばかり。一度に全部は見られないのではないかと思う。よくこれだけの作品を集めたものだ。日本有数の美術館であろう。今回は絵画をほとんど見ていない。絵画作品もすばらしいものなので、また行こう。

建物は、当然ながら、最新の免震構造になっている。おかげで、背の高い展示品もあっさりと置いてある。
建物の正面壁の巨大な壁画も見ものだ。京都建仁寺の国宝「風神雷神図屏風」を模倣した、たて12メートル横30メートルの壮大な壁画で、福井江太郎氏によって「風・刻(かぜ・とき)」と名づけられ創造された。

我々が、このようなすばらしい展示物を見られるのは、パチンコとスロットのファンのおかげといえる。多くのファンが楽しんで使ったお金で、岡田和生氏が大金持ちになり、そのお金がこれらの収集に使われ、最新の美術館の建設に使われた。ありがとうファンの皆さん。

美術館訪問は4月13日(ブログに書くのは5ケ月後になりました)


2014年9月7日日曜日

トアルコトラジャコーヒーを飲んでみました

トアルコトラジャコーヒーを知ったのはつい最近です。コーヒー通からは馬鹿にされそうです。たまたま、テレビ東京の企業紹介番組で、キーコーヒーのトアルコトラジャコーヒーの生産現場が放送された。


インドネシア共和国の中央辺りに位置する、寝相の悪いクラゲのような形をしたスラウェシ島南スラウェシ州中央部のトラジャ県の山岳地帯で、トラジャコーヒーが生産されている。

トラジャコーヒーは戦前までは、希少性と上品な風味がヨーロッパの王侯貴族によって珍重されていたが、第二次世界大戦中から生産はほぼ途絶えた。それを、復活させたのがキーコーヒーである。1973年から生産に取り掛かり、わずか5年、1978年に喫茶店で提供されるようになった。

トアルコトラジャの名称のうち、トラジャはトラジャ県。「トアルコ(TOARCO)」は、TORAJA ARABICA COFFEEの頭2文字ずつを取った語である。(んー、珍しい名づけ方だな)。


私がトアルコトラジャコーヒーを飲んだ喫茶店は、岐阜県にある「さくら珈琲鏡島店(かがしまてん)」。トラジャコーヒーが飲める全国の喫茶店一覧(このリストの中のさくら珈琲鏡島店の位置は、下にも説明しているように、Googlle地図でただしく表示されないので注意。2014/9/9現在、それとなく直っていそう)。


ここでひとつ面白いことを発見した。あの、超エリート集団がつくるGoogleMapsが間違いを犯しているのだ。こんな愉快なことはない。岐阜市西荘3丁目1-12が正しく表示されない。かなり訳のわからないところをポイントする。Google地図の上で西荘だけで検索した場合の区画からすると、区画の右上は1丁目らしいのだが、岐阜市西荘3丁目1-12を検索すると右上を表示してしまう。3丁目は左端の方だ。キーコーヒーのページから見るさくら珈琲鏡島店の位置も間違ってしまっているから、注意。
//* (9/12 20:30GoogleMapasがまた同じエラーを起こしている。どうなっているのだろう。喜んでいいのか、悲しんでいいのか。 9/9 8:43 今日は3丁目1全体を囲んで示している。しかもストリートビューはさくら珈琲だ。やっぱGoogleは怖いぞ。9/8 7:23 この一段落の話は、翌朝、別のパソコンで見るとやはり間違ったまま。よかった、Googleのサーバーが自動で修正したのではなくて) 9/7 20:41 おいおい、Googleはさすがにすごいな。このブログを書いた1時間後には修正されているじゃないか。1時間後に岐阜市西荘3丁目1-12を検索をすると、岐阜市西荘3丁目1の大雑把な区画を表示するようになっている。岐阜市西荘3丁目1-11だけは、ドラッグユタカ鏡島店の位置にピンマークが出る。それ以外の岐阜市西荘3丁目1番地内の細かい番地は、すべて区画で表される。いったいどうやって直したのだ。人が直したのか、Googleのサーバーが自分で直したのか。サーバーが自分で直したとしたら、ちょっと怖いことであるぞ。
10/3 12:20 事務所で西荘3丁目1-12を検索したら、地図が場所を示さない。GoogleMapsのレコメンドとして、西荘1丁目だけが出てくる。それを検索すると四角いエリアが表示される。Googleもこういういい加減なところがあるのだ。 *//

サルも木から落ちる。Googleも間違える。(貴重なサンプルです)

私は、スマホのNAVIで訪れてみたのだが、喫茶店などどこにもない。たまたま、有人ガソリンスタンドが開いていたので、聞いてみたら、店の人は知らず、ガソリンを入れていた親切なおばさんが教えてくれた。ぜんぜん違う場所にあることが判明。

正しく行くには、岐阜環状線の西荘2の信号で西へ向かう(JR東海道線と平行に西へ向かう)。そして、西岐阜駅北の信号の北西角に店はある。

さくら珈琲鏡島店の正しい場所

さて、無事にさくら珈琲についた。駐車場は運良く1台空いていた。室内の雰囲気はまあまあだ。悪い点は、パーティションが高すぎること。これは、コメダ珈琲を参考にして直すといいだろう。


さて、その風味はいかに。珈琲通ではないので、よくわからないが、インドネシアの香りと味がした。インドネシアのトラジャ県のトラジャコーヒーの生産地を訪れてみたくなるような味と香りがした。一杯の単価は税込み530円。普通のコーヒーが420円。特に高価なわけではない。ちなみに、ブルマンも530円。

キーコーヒー  トアルコトラジャコーヒー  トラジャ族Wikipedia  トアルコトラジャが飲める喫茶店一覧(さくら珈琲鏡島店の位置には注意。GoogleMapが間違った場所をポイントします。2014/9/9時点ではそれとなく直っていそう)




2014年9月6日土曜日

日本中を鳥瞰図で描いた吉田初三郎

名古屋市博物館特別展「NIPPON パノラマ大紀行」
名古屋市博物館で、2014/7/26(土) - 2014/9/15(月・祝)まで、大正から昭和にかけて、観光ポスター等に使われた吉田初三郎制作鳥瞰図展が行われた。


今日、時間ができたので見に行ってきた。本当の理由は金曜日、事務所にスマホを忘れて、それを取りに行くついでに見に行ってきた。

展示数が多くて疲れたけど、大変満足でき楽しめたすばらしい展示会であった。制作者の吉田初三郎さんの年々の上達振りまで良くわかる展示だった。

吉田初三郎さんの作品の中心は、鉄道を利用しての全国の観光地めぐりのためのポスターとパンフレットだ。群青と緑を主体にして鉄路と町並みを赤や茶系統で描いた鳥瞰図はいつまで見ていても飽きない。

さしづめ、安藤広重の「東海道五十三次」「中仙道六十九次」の大正・昭和版とでもいえようか。

中でも、自分が知っている土地の鳥瞰図は、見ているといろいろ発見があり、子供に戻ったような気分で夢中で食い入るように眺めてしまい、展示品前のガラスにしばしば頭をぶつけてしまう。申し訳ないことに、係りの女性がガラスを拭いて回っている。ごめんなさい。
北海道など余り行ったことのない土地の鳥瞰図は、残念ながらそれほど夢中になれない。

図柄といい、色といい、初三郎さんの鳥瞰図を見ていると、その土地へ行ってみたくなる。まだ一週間あるから、ぜひ皆さんも見に行ってください。
音声案内が500円で借りられます。音声案内は、メモを取りながら聞いたほうがいいですね。自分なりに考えながら聞いていると、ほとんど忘れてしまいますから。

名古屋市博物館  [音声ガイド]株式会社カセットミュージアム(本社京都、さすが、やっぱり)

AlTalkエーアイトーク 音声合成ソフト、読み上げ、人口・電子音声(がんばれ日本の技術者)